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短頭種気道症候群について

短頭種、いわゆる鼻ぺちゃさんたちの気道症候群というのは聞かれたことがありますでしょうか?
 
気道症候群とは、
軟口蓋過長症 鼻腔狭窄 喉頭小嚢の反転 喉頭虚脱 気管低形成 気管虚脱
など、複数の症状を有しています。
 
飼い主さんがわかる症状としては、
いびきがひどい ゼーゼーする パンティング(ハァハァした呼吸) 高体温 おならやげっぷ 食後に吐くことが多い
など様々なものがあります。
酷くなると熱中症になってしまったり、誤嚥を起こすこともあります。
 
短頭種気道症候群は内科的な治療では完治することは出来ません。
外科的に軟口蓋を切除したり、鼻腔を広げてあげることで症状の改善が見込めます。
 
また、鼻ぺちゃさんたちは麻酔のリスクが高いとよくいわれますが、
軟口蓋と鼻腔の手術をしてあげることで、リスクを軽減してあげることが出来ます。

軟口蓋切除と鼻腔拡張を行ったパグちゃんの1例
去勢を行いたいとの主訴でいらっしゃいましたが、術前のX線撮影で軟口蓋が過長し、厚くなっており、
また、いびきがひどいなどの症状があったために、去勢と同時に軟口蓋切除と鼻腔拡張の手術を行いました。

オーナー様からのコメント(郡山市 / K様)
「アビイさんは短頭種に詳しいとのことで手術をお願いしましたが、説明をきちんとしてくださり、安心してお任せできました。
おかげ様で爆音だったいびきはとても小さくなり、今から真夏のお散歩が楽しみです♪
本人の呼吸が楽になっていると思うと本当に嬉しいですし、お鼻の見た目も殆ど変わりなく可愛いままで、大変ありがたいです」

 
当院ではなるべく見た目が変わらず、かつ最大限の効果が出るように(鼻腔狭窄が重度の場合は外観も多少変わる可能性があります)、
鼻腔の入り口ではなく、内部の方を切除、縫合させていただいております。
 
また、軟口蓋を切除することで、食事のときにむせることも減り、おならやげっぷが減ったり、便の状態もよくなることもあります。
若いうちにこの手術を予防的に行うことで、気管低形成を防ぐ効果も期待できます。